賃貸物件を探すときの条件として、浴室の追い焚き機能の有無が重視されることがあります。
追い焚き機能を使うメリットや、かかるガス代やお湯の張替えとの比較など、詳しく解説をいたします。
追い焚き機能がある賃貸物件のメリットとは
追い焚き機能が付いているお風呂には、どんなメリットがあるのでしょうか。
いつも適温のお風呂に入れる
追い焚きがないお風呂の場合ある程度の時間が経つと、どんどん湯の温度が下がってきて、ちょうどよい湯加減で入れなくなります。
複数の家族がいる、時間を空けて入浴することが多い、ゆっくりと入浴を楽しみたい方は、追い焚き機能があると便利です。
水道代やガス代が節約できる
もともと湯船にたまっているお湯の温度を適温に保つことができるため、何度もお湯を張る必要もなく、ガス代や水道代の節約につながるメリットがあります。
追い焚き機能がある賃貸物件のガス代の目安
ガス代は、ガスの種類によっても異なってきます。
ガス会社によっても異なりますし、給湯器の種類が違うと、かかるガス代が変わってきます。
目安として、湯船にためるお湯の量が200Lで、40度のお風呂を入れるとします。
都市ガスの場合は90円から100円、プロパンガスの場合は130円から145円ほどの計算になります。
賃貸物件での追い焚き機能とお湯の張り替えする場合との比較
毎日お湯を張り替えてお風呂に入ると、ガス代と水道代、どちらもかかります。
水道代を200Lで0.2円と計算すると、都市ガスの場合は約125円、プロパンガスの場合は約165円かかります。
1か月毎日お風呂に入るとして、都市ガスは約3,750円、プロパンガスは4,950円かかる計算となります。
そして、追い焚きをしながら、2日に1回のみお湯を張り替えると仮定します。
都市ガスの場合は、追い焚き機能が約95円で計算すると15日で約1425円、お湯の入れ替えも15日とすると1,875円で、1か月におおよそ3,300円かかります。
プロパンガスの場合も同様に計算していきます。
追い焚きが145円として15日で2,175円と、お湯の張り替えが1,125円×15日で1,875円、合計で1か月に約4,050円かかることになります。