賃貸物件でベランダがある場合の掃除方法や退去時の注意ポイントをご紹介！
ベランダがある賃貸物件への入居を希望している場合、そして転居を検討している場合は、どのようなことに気を付けておくべきでしょうか。
思わぬトラブルに発展しないための注意ポイントについてくわしく説明をいたします。
賃貸物件のベランダ掃除は排水溝の位置に注意
ベランダの掃除をする際には、まずは排水溝の位置について確認をしておきましょう。
複数の人が住む物件では、ベランダの排水溝が自分の居住エリアには設置されておらず、隣など、同じ階の人と共有していることもあります。
排水溝の確認をしないまま、いきなり掃除をして大量の排水を流すと、共有している入居者に迷惑がかかるかもしれません。
さらに、排水溝が自室にあっても、大量の水を流すと、設備や配管の状況によっては大きな音がして、階下の住民の迷惑となることもあります。
物件によっては、防水工事がされていないため、多量の水をまくこと自体が禁止されているケースもあります。
まずは賃貸契約の際の契約書などで、ベランダでの使い方についての決まりを確認してみましょう。
決まりがなくても、ベランダの掃除は早朝や夜間など迷惑になる時間帯は避けましょう。
そして多量の水を使う場合には、できれば同じ階や階下の入居者に事前に連絡をしておいたほうが良いです。
賃貸物件は退去時にベランダの掃除も必要
賃貸物件には退去をする際「原状回復義務」といって、借りた当初の状態に戻すよう決められています。
通常の使用を行っていてどうしても劣化するもの以外は、借主の責任となります。
ベランダも例外ではなく室内と同じく、入居時の状態に戻しておくことが必要です。
私物を持ち込んで落としてキズがついて、ベランダが壊れたなどの問題があれば、原状回復になりません。
敷金から修理代金が差し控えることもあります。
できるかぎり原状回復に努めましょう。
ベランダの原状回復の注意ポイントは以下のとおりです。
置いておいた自分の物はすべて撤去する。
ガーデニングをしたり、イスや机など、自分で持ち込んで置いたものはすべて撤去します。
忘れがちですが物干し台や竿なども撤去しておきましょう。
掃除をする
ベランダにあるゴミもすべて撤去しておくことが必要です。
また、ベランダ面の窓ガラスもきれいにしておきましょう。
新聞紙を使うと水だけでも汚れが落ちます。
排水溝周りの掃除
自分のベランダスペースに排水溝がある場合には、汚れやほこり、枯れ葉などによるつまりを簡単に掃除しておきます。
