皆さん、温水洗浄便座をご存じですか。
温水洗浄便座は水圧でおしりを洗ったり、便座を温めたりとさまざまな機能があり、賃貸物件の人気設備となっています。
そこで今回は、賃貸物件の温水洗浄便座のメリット・デメリットをそれぞれご紹介します。
賃貸物件の温水洗浄便座のメリット
賃貸物件の温水洗浄便座のメリットをご紹介する前に、温水洗浄便座とはなにか解説します。
温水洗浄便座は「ウォシュレット」や「シャワートイレ」などと表記されることもありますが、これらはメーカーの商品名で、正式名称は温水洗浄便座です。
温水洗浄便座には2つの種類があります。
1つ目は貯湯式です。
貯湯式は、あらかじめタンクにお湯を貯めておき、その都度使用するものです。
本体代は安いですが、タンクにずっとお湯を貯めているため、電気代が少し高くなります。
もう1つが瞬間式です。
瞬時に水を温めて使用するタイプになります。
電気代は抑えられますが、本体代が貯湯式に比べて高いです。
ここからは賃貸物件の温水洗浄便座のメリットをご紹介します。
メリット①肌への負担を軽減できる
温水洗浄便座はお湯でおしりに付着した汚れをほとんど落とすことができます。
したがって、トイレットペーパーを使用する量が少なくなり、肌への負担を軽減できます。
また、トイレットペーパーの使い過ぎによる詰まりも少なくなります。
メリット②温かい便座を使用できる
冬場では便座がキンキンに冷えていて、恐る恐る座るという人も少なくないと思います。
温水洗浄便座には便座の温め機能も搭載されているため、冬場でもストレスなく使用できます。
賃貸物件の温水洗浄便座のデメリット
ここからは、賃貸物件の温水洗浄便座のデメリットをご紹介します。
デメリット①電気代がかかる
温水洗浄便座には水道代の他電気代がかかります。
貯湯式では年間約3,645円、瞬間式では約1,566円ほどです。
しかし、最近では節水・省エネタイプの温水洗浄便座も発売されているので、少し電気代を抑えることができます。
デメリット②水が飛び散る
温水洗浄便座では、水圧によっておしりの汚れを落とすため、おしりに当たった水が多少なりとも飛び散ります。
目に見えない汚れが潜んでいる可能性があるので、こまめに掃除をおこなってください。
賃貸物件の温水洗浄便座の掃除方法
最後に温水洗浄便座の掃除についてご紹介します。
温水洗浄便座の掃除で大切なのが、シャワーノズルの掃除です。
温水を出すためのノズルにはさまざまな汚れが付着しているため、1週間に1回は掃除をおこなうように心がけましょう。
また、温水洗浄便座と便器の間は汚れが溜まりやすい部分なので、半年に1回の大掃除の際に温水洗浄便座を取り外して掃除をおこなうようにしてください。