賃貸住宅の鉄筋鉄骨コンクリートはどんな構造か解説
「引っ越しを考えていて賃貸住宅を探しているけれど、構造の違いって何だろう」「鉄筋鉄骨コンクリートはいいのかな」このような疑問を持っている方は多くいます。
今回は、賃貸住宅の構造「鉄筋鉄骨コンクリート」について解説していきます。
転居を検討している方、とくに名古屋市北区や西区に住んでいる方、これから住もうと考えている方は必見です。
賃貸住宅の構造「鉄筋鉄骨コンクリート」の耐震性は?
物件情報などで「SRC造」と書かれているのは、鉄筋鉄骨コンクリート造のことを指します。
鉄骨を主体に、鉄鋼とコンクリートで強化して高い強度を保ちつつ、軸組工法による柔軟性も持っているので、しなやかに揺れを分散します。
一軒家を建てるときに使われることは少なく、マンションや賃貸住宅によく用いられるのも、耐震性に優れていることが理由でしょう。
とくに高層マンションは、鉄筋鉄骨コンクリート造なことが多いです。
賃貸住宅の構造「鉄筋鉄骨コンクリート」の耐用年数は?
鉄筋鉄骨コンクリートの構造物は、「耐用年数47年」と言われています。
木造住宅が22年なことに比べると、2倍以上の長さです。
もちろん47年を超えると、住めなくなるわけではありません。
平成25年に国土交通省が出した報告書には、「一般建物で耐用年数120年、メンテナンスにより延命して耐用年数150年」と書かれていたほどです。
名前のとおり強い構造なので、耐用年数も長いのでしょう。
賃貸住宅の構造「鉄筋鉄骨コンクリート」と「鉄骨コンクリート」の違い
鉄筋鉄骨コンクリートと似ている構造に、鉄筋コンクリート造があります。
鉄筋コンクリート造
物件情報に「RC造」と書かれているのは、SRC造とは違い鉄筋コンクリート造のことを指します。
鉄筋曲がりやすさ、コンクリートの曲げにくさを互いに補いつつ、強度がある建物にできます。
耐震、耐火性は高く、気密性や断熱性にも優れているため、人気があります。
一般住宅に使われることもありますが、多くの場合はマンションや賃貸住宅などに用いられます。